生きとし生けるものが幸せでありますようにDāna

【永久保存版】28年前のPatipadāに掲載されているスマナサーラ先生の冥想力 inミャンマー・マハーシ冥想センター

先日、現地ミーティングのために仏法学舎を訪れた際、ある会員の方から1994年9月24日発行(通信No.27)のパティパダーを貸していただきました。少し前に亡くなられたベテランの会員さん(私も特に会員になりたての頃、随分お世話になりました)の遺品だそうです。
発行者は「上座仏教修道会」となっています。

28年前です

全部で4ページしかありません。ここから約30年にわたって膨大な量の仏教の智慧が展開されることなど、当時は決して想像できなかったでしょう。偉大なる活動の始まりです。2~4ページには、「旅の終わり、そして旅のはじまり」と題して、鈴木一生さんによるマハーシ冥想センターでの修行体験記が掲載されています。その中に、スマナサーラ長老がマハーシに合流されて、鈴木一生さん達とご一緒に冥想されたときの様子が記述されています。

とても興味深い内容で修行者の役に立ち、史料価値も高いと思いますので、シェアさせていただきます。

ヴィパサナ冥想はいまの自分に気付くことである。どんな環境であろうとも、その心に気付き、サティが出来ればいいはずだ。それが分かったのは、スマナサーラ先生がマハシに来て、40日ほど一緒に冥想をして頂いた時であった。

スマナサーラ先生の合流は私にも大きな力を与えてくれた。と同時に、他の冥想者にも影響を与えた。そのとき冥想をしていた外国人は、スイス、アメリカ、オーストラリア、韓国、などから来ていた。冥想が20日を過ぎたころから、スマナサーラ先生の冥想に凄味が加わってきた。道場に入ったままで、宿舎には帰ってこないのだ。

私達は夜9時には道場の冥想を切り上げ、宿舎に向かうのだが、朝になっても先生は帰ってこない。寝ている時間がないのだ。多分冥想をしながら仮眠するのだろうが、2時には道場に入る人もいるし、夜も11時まで頑張る人も出てくる。そうすると、その間に仮眠を道場でとっても、3時間の睡眠時間となる。それだけで人間は持つものなのか。毎日のことだけに心配になる。

それにつられて、回りで冥想している人たちの顔つきも変わってきた。私も自分が急激に心が変わってきたのが分かる。一人の力でこれほどにも皆が変わるものかと、びっくりしている。確かに、2500年前にはお釈迦様一人の力で多くの人々を導かれた。であればここにいる5人や6人を進ませる影響力ぐらいはあるだろうなと、考えていた。

スマナサーラ先生が帰った後、三カ月過ぎたら他に変わろうと思っていた心はなくなっていた。・・・

Patipadā(1994.9.24発行)「旅のおわり、そして旅のはじまり -ミャンマー・マハシ寺院6ケ月体験記-」鈴木一生

単身日本に来られて、ゼロ(というより超マイナス)からお釈迦様の教えを広め、何も知らなかった大勢の日本人を導かれている先生の冥想力・心のパワーとはこのように凄いものだと、これが本物の仏教徒の修業であると、坐ってグーグー寝ている場合ではないと、一読して精神に電気が走りました。一人の心が落ち着くと、周りの心も落ち着くと聞きます。心の力は伝播するからです。

真理は自分の力で発見するもの。自らの実践によって体験として掴むもの。完成に向かって、ステップ・バイ・ステップで挑戦していきたいと思います。日本でお釈迦様のまことの教えと指導者に幸運にも出会わせていただいたことに、深く感謝いたします。サードゥ。

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コメントをどうぞ

コメント一覧 (6件)

  • 今晩は。

    スマナサーラ長老自身の瞑想実践の、具体的なお話を知ることができて、本当に嬉しいです。

    ありがとうございます。

  • そうですね。先生を知っている者には、本当にうれしい情報です。

  • 何回も読み返しました。私も頑張らなくては、と強く思いました。貴重な宝物の資料を公開くださり大変ありがとうございます。

    • おっしゃるとおり、今の心の次元から飛び出せるよう精進しようと強く思いました。

  • 先生の解脱のお力を感じて、あまりに感動的でした。尊い記事を読ませていただいて、励みになりました。

    • YMさん、コメントありがとうございます。仏法僧に帰依して、生命のゴールに達したいです。

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