2023年11月24〜25日、参加者5名で冥想の森の作業が行われました。26日はあいにくの雨で森の作業はできませんでしたが、朝に冥想と窓拭きのお掃除をされたそうです。窓も心も曇りなく、クリアになって終えたことでしょう。ちょっと長くなりますが、今回の森の作業のレポートです。
宿泊棟の横、椿の生垣の剪定
誰でも手入れがしやすいようハシゴなしでも届く高さにと、電動ノコギリで、半分程度まで刈り込みました。
翌日、飛び出ているところをハサミで整える作業。刈り込んだ枝は、前回と同じく棒状にして、椿の肥料になるよう根元に敷き詰めました。
道路から見たらすっきり綺麗な生垣に
柚子と蜜柑の収穫
地上5mくらいの高いところに実っている柚子を収穫。ハシゴを階段の上から木に立てかけて作業されていましたが、写真では高さを伝え難く、、地上5メートル地点です。
蜜柑は早朝に収穫して朝の食卓に登壇。店売りの蜜柑と同じぐらい甘くて濃い味がしましたが、若干名、酸っぱいと言う方も。
竹を間引き、間引いた竹で、階段補修
重なり合った竹を切り倒して光と風を通します
切った竹を斜面から引き上げ移動させます
1年前に薮を切り出した枝で作った階段が腐って壊れてきたので、修復しました。
枝が腐ったのは微生物が働いている証拠ですが、壊れたところから中の土が流れ出てしまい、階段がふかふかになっていました。階段の土が流れ出ないよう、横に渡してある枝を止めるために杭を挿します。杭は、宿泊棟の廃材のほか、切った竹を利用して作り直しました。
竹の先端を電動丸ノコで尖らして杭の制作
ふかふかになった所に挿すと地面が締まっていきます
四角穴ビスを2本挿して修理しました。普通、木ネジはプラスですが、四角穴だと固い材料に電動工具を使ってビスを挿しても、ネジ穴が潰れにくいそうです。
竹を使った階段補修がうまくいき、斧も修理して、スイッチON
下までの階段も竹を使って修復しようと、杭を30本ほど量産することになりました。
2人で協力して、竹に刺し入れた斧をナタの背で打ち付けながら、竹を割ります。割った竹の先端を切り落とし、どんどん杭を作ります。
階段の必要な所に杭を挿しておき、上の段から順に杭を打ち込んでいきました。
疲れないよう2人で交代で杭を打ち、新たな階段の完成です。
緩い所には、枯れ枝や落ち葉を詰め込み、土を被せ、最後に炭を撒きました。
その他の作業と今後の予定
西側で生垣を整えていた時、東側では、前に作ったベンチを直そうと作戦会議。ベンチの前面に板を立てて土が流れないようにして、ベンチに土留めの役割もしてもらうことにしました。宿泊棟の工事で出た廃材を使います。後ろ側には笹を敷き詰めてみました。
冥想の休憩場所ばかり増やしてしまっているかな
伐って置いてあった木が乾燥したので、裏手の森に運びました。
今後やるべきこと
この木の枝は、元が裂けていて、他の木に寄り掛かっている状態で、いつ落下するかわからないため、今後剪定対象です。枯れ枝には鳥が落とした種から枇杷の木が生えています。
隣り合った桜の木は、てんぐ巣病になってしまったので、枝を剪定する必要があります。
次回は 12/16(土),17(日) 菩提樹様の冬囲い
菩提樹様の冬越し用の藁。農家さんにご縁のある森づくりの仲間が、藁を貰ってきてくださいました。12月の16,17日はこの藁で、菩提樹様の冬囲いを作ります。ご一緒に作業をしませんか?
冥想の森づくりは、森を健やかにするため、そして、冥想修行に励んでもらうためと、2つの大事な意味があります。ぜひ、冥想合宿にいらして森を歩いて下さいね。
今回も文章はnoriさんにお助けいただきました
写真も、noriさんとhoudoさんに thank you !
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