生きとし生けるものが幸せでありますように

冥想の森プロジェクトレポート 2024/1/20-21 雨の日の森づくりは…

1月の森づくりは、両日ともあいにくの雨でした。小降りだったので、森を歩いて、土や木々の状態を確認しました。

20日は、森を歩いた後にダンマトーク。午後は本堂2階の窓から高枝切り鋏で桜の枝を切り、各々瞑想をして三々五々解散しました。

21日は、以前に作った道や階段を見に行き、雨でも土が流れずに問題なく土留めの機能を果たしていることを確認しました。追加で階段を作った方がよい場所など、改善点の検討もされ、その後の現地ミーティングにも参加されて、善哉です。

雨の森を歩いて、雨の森ツアー

1/20(土)
1/21(日)

森の様子

太陽が当たるようになって前より青々

もぐらが通ったと思われる跡

※ 斜面の土が流れていた箇所に、縦に小枝を刺し(黄色矢印)、横に枝を刺し(橙色矢印)、落葉を漉き込んで(茶色矢印)、ミニ土留めを作っておいたのが、いい仕事してました。

木の枝に生えたキノコ

※オレンジ四角部分、別の木(ビワ?)が生えています

写真の赤丸部分、木の枝に生えているのは腐生菌のキノコで、枝が枯れていることが分かります。

キノコは、栄養の取り方によって、大きく「腐生菌(ふせいきん)」と「菌根菌(きんこんきん)」に分かれます。

腐生菌は、シイタケやナメコ、マッシュルーム。植物や動物の遺体などの有機物を分解して無機物へ還元し、植物の栄養として土へ戻す役割を果たしています。森林が枯れ木や落葉で埋め尽くされないのは“森の掃除屋”と呼ばれる腐生菌のおかげです。

菌根菌は、マツタケやホンシメジ、トリュフ。生きた植物と共生関係を築いて生活し、菌根(植物の根と菌類が作る共生体)を介して植物に水や栄養を届け、植物は光合成でつくった糖類などを菌類に与えます。また、細根部が菌糸に覆われることで、乾燥や病害に対する抵抗性が高まります。

 参考:不思議がいっぱい!きのこの生態と豆知識:農林水産省 (maff.go.jp)

腐生菌キノコの説明中

雨の森ツアー後、本堂にて

ちょっとブレイクタイム
一番最初に成功

カップが反重力傾斜
…仕掛けは10円玉
「10」の文字のところと縁を使ってカップを斜めに立てます。
ガラスのコップは難しかったようです。

後に続けるか…

ダンマトークや今後の活動についての
まじめな話もされてましたよ

窓から枝を切る。なかなかの高さです

網戸を端へ移動して見晴らしよく

最後は瞑想をして終えました

光背輝くお釈迦様
1/20(土) 8:39


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