生きとし生けるものが幸せでありますように

{御礼}大改修工事の完成と、引渡し

(デザイン 上杉久代)

昨年6月から始まった本堂の大改修リノベーション工事がついに完成し、昨日、無事に引渡しが完了しました。

引渡しは、梅原建設前田さん、熱海ガスさん(1階2階給湯器、1階ガスコンロ、警報器)、電気屋さん(1階2階照明、ドアホン、電話配線、分電盤)、設備屋さん(トイレ、エアコン、納戸除湿機)によるルームツアー形式。

これもひとえに皆様のお布施とご協力の賜物であり、この工事にご支援・ご協力くださったすべての方々にお礼申し上げます。

おかげさまで本堂は、1階2階合計で100畳を超える道場となり、冥想実践に適した機能性と開放感を兼ね備え、より多くの人々がお釈迦さまの教えを実践できる場所となりました。

2階外陣の天井は高く、床は畳になり、お釈迦さまの背面に広がる窓から自然光が差し込みます。新しく生まれ変わった本堂で、ヴィパッサナーをご一緒に実践していきたいと思います。

5/28法要のご案内

仏法学舎では、スマナサーラ長老をはじめとするお坊様ご指導のもと、大勢の修行者が冥想に励んできました。私も20年以上前、当時は毎月開催されていたスマナサーラ長老ご指導の冥想合宿に何度も参加させていただきました。

今考えれば、信じられないほど貴重で贅沢な時間でした。妙光様がご健在で、法道様と共に仏法学舎を元気に切り盛りされていた頃です。参加者のために細やかな配慮をされ、いつも柔和な雰囲気を湛えておられたお姿を、現在に至るまで鮮明に記憶しております。

20代の頃、仏法学舎での毎月の冥想合宿に継続的に参加させていただいたことで、お釈迦さまの教えの奥深さに触れ、ヴィパッサナー冥想の基礎を身に付けることができました。妙光様や法道様には大変お世話になり、感謝の念に堪えません。大切な宝物の経験であり、さらに修行を深めてまいります。

仏法学舎の新たなシンボルとなる、冥想の森づくりも進んでいます。周囲の環境も整備されている仏法学舎が、法道さんを中心に今後ますます繁栄することを願ってやみません。この素晴らしい環境が永く発展し続けますように。

「苦しみをなくすこと」を説くお釈迦さまの教えは、時代や場所を超えて私たちの心に響きます。多くの方々がお釈迦さまの教えを学び、理解し、実践して、心の平安に達せられますように。生きとし生けるものに悟りの光が現れますように。

次に建設する僧房・宿泊棟は、建築確認申請の手続き中です。6月初旬~中旬に工事を開始して、年内の完成を目指しています。ただし、地盤改良工事の状況によっては工期が延びる可能性がございます。
建築費用は、約7000万円です。どうぞ引き続きご理解とご協力をお願いいたします。

(デザイン 上村真由美)
(デザイン 上杉久代)
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメントをどうぞ

コメントする