21(土)、冥想の森づくり振り返りツアー記事はこちら で話し合われた今後の作業、ツアーの後にさっそく実行されました。毘沙門堂の東側の斜面に、畑にするための段を作り、翌日の22(日)には、垣根の剪定と、紫陽花・クチナシ・ツツジの苗木を植えて、挿し木して、花畑を作ります。
21(土)午後 畑にする場所を決めて斜面を整地
最適な場所を皆で決めて、整地作業も息ぴったり。最後に炭をいれて土づくりも万全です。
水分補給して終わりましょう
22(日) その一 垣根の剪定
埃が舞うので吸い込まないように重装備。かなりの枝が刈り取られました。刈り取った枝はそのまま引きずって敷地内に運び、枝分かれの部分を切り落として1本の棒状にして、大きな木の根元に置いて木の栄養にします。
宿泊棟横の道路沿いの椿の生垣。カッターを使って基礎の石垣の面と揃うまで刈り込んでいきます。
切り落とした椿の枝は切り揃え、椿の根元にシガラを組んで栄養にします。土に触れる面積が大きいほど、土の微生物によって速く分解が進みます。水平になるように置き、さらに見栄え良く、一定の方向(カッターの歯と平行になるよう)に置いて、ところどころ枝を挿して地面に密着するようにしていきます。こちらも手間のかかる作業です。
22(日) その二 花畑づくり
紫陽花、クチナシ、ツツジを植えていきます。植木鉢に挿木して育てた苗を掘り上げて挿したほか、伸び放題になった枝をその場で切って挿したものと両方です。今年は暑さで季節感が狂ったのか、紫陽花は新芽をたくさんつけており、元気なところを選んで挿していきました。
冥想の森作業開始から1年が経ち、森の手当てがよい方向に進んだのを確認して、やっと花を植えられるようになったねと話しました。
オレンジのテープを付けていきます。このテープは時間が経つと溶けて消えていくそうです。黄色と黒のロープは、虎ロープと呼ばれているそうです。
小さな苗は植えた後、周りの草木の間に埋もれてどこにあるのかわからなくなってしまいます。それで、踏まないようにと、成長を確認したりお世話をしたりするための目印として、毘沙門堂の東側に植えたこれらの木は、花や香りを楽しめるだけでなく、根を張って斜面の泥を崩れにくくしてくれます。水の流れやすい経路の途中に植えてやると、水を分散してくれるし、水遣りの手間も少なくなります。
新設・冥想用ベンチ
本堂の下に置いてあったベンチを、東側斜面の道路脇の生垣前に移動しました。ここで合宿中おにぎり昼食にして食べたり
平地で陽当たりがよく、ナラの大木や竹を透かして海も見え、風も通ります 。今日植樹した木の成長も一望の元に見えると思います 。 ベンチを置いた菩提樹様の向かって左側のところはいい具合に生垣が目隠しになり、道路の通行者の目にも触れにくく落ち着きます。また、置いてあった火山岩を挟むようにベンチを置いたので、火山岩がテーブルにもなりますし、二人がほど良い距離で座れます
菩提樹の右側の、道路から目につきやすいところには、ご近所様が自由に使っていただくためのベンチを追加で置いてもいいねと話しました。今朝、日傘をさした知らないご婦人が小径をお散歩されていたそうです
。22日の文章はnoriさんが
写真はnoriさんとhoudoさんが提供してくださいました
thank you !
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