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冥想の森プロジェクトレポート 10/20,21 森の小道の修復作業、今回の主役は猪?!

秋も深まった10/20(金)の森づくり作業、本堂西側の小道を綺麗に修復しました。仏法学舎の位置する西熱海で最近よく出没する生き物『イノシシ』、冥想の森を訪れて小道を掘り起こした模様。猪の主食は根・塊茎。道の下から美味しそうな根っこの香りがしたのでしょうか?。別な日の目撃情報によると、子連れだったそうです。

※イメージです
21(土)朝、東のここもやられましたね
(赤旗の目印)

10/21(土) 猪が掘った穴や崩れた箇所を補修 @東側一帯

イノシシなど野生動物がいた形跡のある場所には、ダニがいる可能性が大。虫よけスプレーを服の上から、特に足元を重点的に、全身にスプレーしてから作業しました。

落下したベンチスペースの板
掘られた穴と散乱する粗朶
荒らされた伐採後の木

補修作業はベンチ・スペースから開始!

修復時に出た土を運んで菩提樹様の周りへ補填。傾斜を無くして歩きやすくしました。

土を、削ります。運びます。均します

ベンチ・スペース修復完了!(黄色矢印)
続いて穴の修復。猪が鼻でゴリゴリ、蹄でガリガリ、苦労して掘ってくれた穴。折角なので竹を入れて枯草を被せて炭を撒き、水はけを良くして微生物を増やすための土壌改良を施しました 点穴

竹を入れます
竹の上に
枯草と炭を撒きました

さらに下の斜面の小道、谷側のふちのシガラが崩れていました(黄色矢印)。シガラは、粗朶(細い木の枝)を絡ませるように横に刺して作った「しがらみ()」で、雨で上から流れてきた土を堰き止めます。シガラの隙間に落ち葉や枯れ枝を入れ込み、流れてきた土を濾して留めます。落ち葉もやがては土に還ります。

崩れたシガラ
皆で補修
土留めのふちのシガラも補修

春に植えたコナラの実生(みしょう)が大きくなりました

コナラの木

植えたのは、本堂東側の菩提樹様の下、日差しを遮るものがない斜面。直射日光を受けて、枯れてしまわないか心配されましたが、幾つか植えた内の2つは無事でした。植えたコナラ以外にも、自然に芽を出し育った小さい幼木も、森の中にちらほらと見ることができました。


午後は、実際に森を歩きながら、今の森の状態・今後やりたい作業の説明をして下さる冥想の森ツアーがありました。皆の意見もヒアリングして下さいました。それはまた別記事にする予定です・・・

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