生きとし生けるものが幸せでありますように

対機説法 1999年4月4日

クシナガラ涅槃堂(涅槃仏)2009年撮影

今回は1999年4月4日、合宿最終日のご法話です。

Cさん

ちょっといいですか?

スマナサーラ長老

はい、

Cさん

今まで日本にこういうお釈迦さまの教えが直接入ってきていなかったのか、初めて(なのか)、そこはちょっとわからないんですけど、あのーお釈迦様の教えの中で直接日本に初めて先生がヴィパッサナーという形で入って来たとすると今まで日本で悟っている人がいるのかいないのか私はよくわからないんですけど、悟りっていうのは、先生がおっしゃる預流果っていうのは、とてもじゃないけど、全然私には縁がないというふうに思っているんですが、私としては。でも先生は預流果のところまでみなさんがって言うのですが、全然初めて聞く言葉なので、ちょっと私には縁がなくて、まあ目の前のサティを入れることすらまだできないので、サティを入れることだけ頑張ってやろうと思っているんですが...

スマナサーラ長老

じゃあ,縁がないということを証明してくれます?

Cさん

今まで日本に誰もいなかったんじゃないかと

スマナサーラ長老

それは自分にどういう関係?

Cさん

関係?...そこまで考えていなかった。

スマナサーラ長老

ていうことは、自分思ったことは正しいって言っていることでしょ。
私は思っているんだから、だから我々何か思ったらそれはそのまま正しいということですか?

Cさん

と思ってますね...無言...

スマナサーラ長老

私が言ったこと、わかったの?
(みんな(笑))
私はものすごい厳しいこと言ったんですよ。今は。

Cさん
聞こえてない...
周りの人(笑)
Dさん
頭の中真っ白になってしまったみたい(笑)
Eさん
頭の中「空」になってしまった(みたい)
Cさん
話について行けなくてなってしまった。
みんな(笑)

スマナサーラ長老

だからそこはね、証拠のないものはおいておいて言ってることをやってみてください。
それだけで十分じゃないんですかねえ。

~*~*~*~生きとし生けるものに悟りの光が現れますように~*~*~*~

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