生きとし生けるものが幸せでありますように

宿泊瞑想会に参加して(2024.10.9~14)

3か月の雨安居期間もまもなく終了。10月19日は、いよいよカティナ衣法要です。ヤサ長老、ご修行お疲れさまでした。そして、お世話になりました。

10/9~14に行われた伊豆稲取合宿に合わせて、仏法学舎でも宿泊瞑想会が行われました。

朝5:00~7:00は、ヤサ長老ご先導による読経、瞑想の時間。7:00~と11:00~ブッダプージャ。夜17:00~は、ネット中継にて、スマナサーラ長老による読経、瞑想、ご法話。素晴らしいコラボ瞑想会でした。

パソコンに詳しいUさんが、駆け付けて、中継をすぐに見れるように、準備をしてくださいました。遠くからお疲れさまでした。

食事の観察をしながら、食事をいただきます。自主的に瞑想実践をされたいと集まった方々の熱心さ・真剣さに、身が引き締まります。

なんと、お料理担当は、法道さんのご指示のもと、全員男性。栗の皮むきもサティを入れながら根気よく調理。野菜の細やかな千切り。餃子の焼き加減の絶妙さ。紫蘇の実の手作り佃煮。天ぷらや卵焼きやスープもひと手間もふた手間もかけての仕上がり。本来なら、「上げる、伸ばす、取る、運ぶ、入れる、噛む、味わう、飲み込む」と、淡々と実況中継をしながら、食べなくてはならないのですが、お料理から感じられる慈悲の心に涙が溢れて止まらない。ご自分も瞑想修行されながら、積極的にお手伝いをされるボランティアのみなさん。そして、送迎、宿泊布団等の用意、買い物、頻繁にかかってくる電話や来客へのにこやかな応対、洗濯、心のこもった手作り料理の提供と、目まぐるしく休むことなく、支えてくださっている法道さんのお力があってこその修行環境。感謝しきれない思いがあふれてくる。感動も感情。自制困難を自省しつつ、この感謝の思いは、修行を一生懸命頑張るための原動力にしなければと、本堂に戻る。

本堂窓際には、「オニヤンマ君」(模型)が、何匹も虫よけとして、働いていました。これも、蚊さんや蜂さんを寄せ付けない工夫ですね。そこへ、珍客出現。用心深く、近づいて、観察しています。こいつへんだぞ。と。オニヤンマ君に乗っかって、生きていないことを発見して、帰っていくカマキリさんでした。

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